おジャ魔女どれみ舞台訪問 京都篇

放送回：ドッカ～ン！12話　京都！ 終わらない夜
美空小修学旅行２日目

清水寺

画像左：©ABC・東映アニメーション

清水寺は2017年から修復工事が行われており、清水の舞台はシートで覆われてしまっています。2021年に完了する予定ですが、50年に一度の「平成の大改修」を見ることができたのもある意味幸運かもしれません。

画像左：©ABC・東映アニメーション

工事開始前の姿です。 私は中学校の修学旅行が奈良・京都でした。これはその時の写真ですが、偶然にも全く同じアングルで撮っていたので載せておきます。

音羽の滝

画像左：©ABC・東映アニメーション

水の濡れ具合がよく再現されています。ちなみにどれみ達は横はいりしています。

産寧坂

画像左：©ABC・東映アニメーション

そのままですね。よく見ると石碑が一つ消えています。

画像左：©ABC・東映アニメーション

デフォルメされていますが、ここから見た風景でしょう。

画像左：©ABC・東映アニメーション

画像左：©ABC・東映アニメーション

小竹がバナナの皮を捨てようとしたくずかごはありませんが、樽のようなものはあります。

画像左：©ABC・東映アニメーション

平安神宮

画像左：©ABC・東映アニメーション

集合写真のためだけに登場。

虚空蔵法輪寺

画像左：©ABC・東映アニメーション

実は一眼レフの電池が切れてしまって、ここだけスマホで撮っています。

画像左：©ABC・東映アニメーション

アニメでは鈴をならしていますが、実際にはお寺なので鰐口（わにぐち）です。

葛野大堰（渡月橋から）

画像左：©ABC・東映アニメーション

どれみの背景画って独特な味があると思いませんか？水彩なのかわからないけど、この温かいアナログな手描きの画法、好きです。背景画にはマール紙を使っているそうですが、それも要素の一つになっています。 この回に限らずシリーズを通してこの画法なので、どれみの世界観のまま現実の風景が違和感なく溶け込んでいると思います。

渡月橋

画像左：©ABC・東映アニメーション

輪郭がパリッとしたデジタルな背景画はよくありますが、アニメの画面からキャラクターを取り除いても、アニメの背景画に変わりありません。どれみの背景画はキャラクターを取り除くと普通の水彩の風景画に見えてくると思うのですが、どうでしょう？ これはクレヨン王国やセーラームーンにも近いものがあります。

渡月橋袂の河原

画像左：©ABC・東映アニメーション

川沿いに松林にがあることになっていますが、実際にはお土産と駐車場があります。ただ、この後に出でくる駐車場は、渡月橋の袂の大型バス駐車場の雰囲気にかなり近いです。

画像左：©ABC・東映アニメーション

旅館

奈良の宿と違い、京都の宿はかなり多くのシーンが割かれており、館内の様々な場所が登場します。実在する旅館であることは目に見えてわかりましたので、血眼になって探しました。
まず今回の旅行は、この旅館に宿泊することが最大の目的でした。

画像左：©ABC・東映アニメーション

桂川の対岸から見た旅館です。手前に見えているのは職員会館で、奥に見える櫓のような建物が旅館です。

中央階段（１）

画像左：©ABC・東映アニメーション

一番手前がどれみ達の泊まった部屋です。右にはエレベーターがあります。
何階かは不明ですが、間取りと廊下奥の階段からして２階か３階であることがわかるので、209か309号室だと思われます。
この視点は何回も出てきますが、同じ絵ではありません。
※便宜上、西階段、中央階段、東階段と呼び分けますが、正式な呼称ではありません。

客室

今回宿泊した部屋は209・309ではありませんでした。
この並びはほぼ同じ間取りになっていますので、部屋内部は209・309ではないかもしれません。（予約時に部屋の指定をすることはできません）

画像左：©ABC・東映アニメーション

襖横のスイッチ。

画像左：©ABC・東映アニメーション

テレビは液晶に交換済。

画像左：©ABC・東映アニメーション

空調の吹き出し口。

画像左：©ABC・東映アニメーション

机は撮影のために移動させています。

画像左：©ABC・東映アニメーション

窓の転落防止柵。カーテンのよれ具合も…

画像左：©ABC・東映アニメーション

よく見ると電話やコンセントまで描かれています。
この部屋の窓側の押入れには布団はありませんでした。

画像左：©ABC・東映アニメーション

画像左：©ABC・東映アニメーション

東階段

画像左：©ABC・東映アニメーション

ちょっと画角が合わないですが、ここです。

画像左：©ABC・東映アニメーション

上と同じ場所です。完全一致。左は宴会場、奥の角を右に行くとロビーとフロントです。

大浴場

画像左：©ABC・東映アニメーション

大浴場。撮らない予定でしたが、偶然にも誰もいなかったのでささっと撮影させて頂きました。（これは男湯です。大浴場は左右対称が２つずつの計４つがあります）
平成27年に改装されていますが、さほど変化はありません。

画像左：©ABC・東映アニメーション

引き戸横のゴミ箱は脱衣所内に同じものがあります。

中央階段（２）

画像左：©ABC・東映アニメーション

これは１階から地下１階を見ています。
踊場にかかっている写真、東階段から移動したようです。

宴会場

画像左：©ABC・東映アニメーション
画像右：京都 旅館 お宿いしちょう｜館内のご案内（印刷用写真）より引用

食事は別の会場だったので、公式HPの画像です。
アニメと写真は真反対の位置なので、写真奥の位置から振り返るとアニメの構図になります。
旅館を特定したきっかけがこの宴会場の写真です。「京都 旅館 宴会場」で片っ端から画像検索して見つけました。
十字型の特徴的な蛍光灯カバーが決め手でした。

ロビー

画像左：©ABC・東映アニメーション

今思えばこんなにわかりやすいヒントがあったんですよね。気がつかなかった…　ロケハン協力のお礼？隠しクレジットなんでしょうか。
旅館の方に「アニメの舞台になってますよね!?」と聞く勇気は、私にはありません。
（館内の撮影とネットへの掲載の許可は頂きました）

画像左：©ABC・東映アニメーション

左には喫煙所、その奥左手に正面玄関、右手にフロントがあります。振り返ると宴会場。

旅館外観

画像左：©ABC・東映アニメーション

アニメの方は看板がぼかされています。この場所には木戸孝允の屋敷があったそうです。

廊下

画像左：©ABC・東映アニメーション

静止画になっているのでわからないと思いますが、実はアニメでは非常灯が点滅しているという謎の演出がされています。実際に切れかかっていたのか？

正面玄関

画像左：©ABC・東映アニメーション

鳥のようなステンドグラス？です。ここまで描く意味は一体何なんでしょう？
現在こちら側の出入口は喫煙所になっており、正面玄関としては使われていません。

三条大橋

画像左：©ABC・東映アニメーション

わかりづらいかもしれませんが、欄干と対岸に見える建物が一致します。

シネマスタジオ〈モデル：東映太秦映画村〉

画像左：©ABC・東映アニメーション

放送回：♯39話 わがままっ子と怒ったかいじゅう
どれみ達は修学旅行以前に、一度京都に来ています。（♯39話）
私も修学旅行で映画村に来ていたようなのですが、なぜかほとんど覚えていません。お化け屋敷が怖かったような…
ちなみに、第６シリーズで「京都の太秦にある撮影所」にもう一度きます。

映画村内にある東映アニメギャラリーには、もちろん「おジャ魔女どれみ」も展示されています…が、あまり扱いはよくなく、隅っこにホンの少しだけ。 主要キャラ５人ぐらいおいてくれたっていいのに！プップのプー！

あとがき

今回の旅行は、美空小が二泊三日で廻った行程を無理矢理一泊二日で強行しました。その結果、京都駅着→奈良観光→京都→旅館宿泊→京都市内観光→帰路 というハードスケジュールになりましたが、なんとか全て撮ることができました。
放送から15年も経っていますがほとんど変わってなくてよかったです。寺社仏閣は当たり前ですが。

旅館について

総合的にみて、コスパは良いです。
古い建物なんですが、それを感じさせないくらいきれいに手入れされています。でも昭和の観光旅館の雰囲気があってどこか懐かしさを感じさせます。お金がなくて古いまま放置されているのではなく、きれいに大事に使っている印象を受けました。 こういう古い昭和の建物が好きな私にとっては最高です。エレベーターも古いですよ。
食事もおいしかったです。すき焼き食べ放題プランでしたが、食べきれないほどのお肉でした。食事は最近主流のバイキング形式ではなく、部屋食を会場の個別テーブルで食べるような感じでした。
モデルになった京都の旅館、ぜひ行ってみてください。特にどれみファンなら泊まるほかないですよね？
京都旅行はお宿いしちょうへ！

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13話　京都！ 終わらない夜

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画像引用元

・DVD「おジャ魔女どれみドッカ～ン！Vol.3」
　品番：PCBX70449
　JANコード：4535506710321
　発売元：株式会社マーベラスエンターテイメント

・DVD「おジャ魔女どれみ# DVDコレクション ぱぁと8」
　品番：KIBA 543
　JANコード：4988003940317
　発売元：キングレコード株式会社

・京都 旅館 お宿いしちょう｜館内のご案内（印刷用写真）
　URL：http://www.ishicho.co.jp/d_facilities.html